こんちは、もいちです。
友達が1人もいない独身中年男と聞いて。
皆さんはどんな男を想像しますか?
ボンヤリとネットサーフィンしていると、時折見かける「友人1人もいない」の文字。
某掲示板のスレッドだったり。個人のブログやツイッターであったり。
時には大手サイトの記事タイトルでも、最近の「おひとりさま」問題が取り上げられたりもしています。
そもそも今回も。そんな記事を見かけたのがキッカケで書こうと思った次第です。
その記事内容とは。
現在40代の人が、今後結婚をせず1人で生活していく為には、どれだけのお金が必要か。あるいはいくらあれば生活を維持できるのか。
そんなテーマでした。
サラッと目を通しただけですけれども。
僕ももう結婚は叶わないですし。
現在友人もいません。
先の記事に例として設定された40代男性のケースですと、自らの選択で生涯独身で生活するわけです。
選ぶ自由はあると言う設定。
その記事をボンヤリと眺めていたワタクシもいちはどうでしょう。
おかげで、ふと自分の人生を振り返ってしまうと言う、なんとも無慈悲な日を過ごすハメになってしまいました。
それをここで敢えて晒すかごとく、記事にしようと思います。
どこかに吐き出しでもしないとやっていられない。そんな心境なのかもしれません。
どうにも後悔しそうな予感ですよ、既にね。
先立って書いておきます。もいちはこう思う。
「友達がいないとわざわざ言うのは、きっと友達が欲しいのです。」
「今の世の中。1人でも生きていけそうだが、あなたが生きるのに1人が最適とは限らない。」
「1人でもいいんです!1人でも幸せなんです!あなたが選択したのなら、周りを気にすることはないんです!なんて言う気はさらさらありません。だってそう思ってなどいないから。」
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【先に結論「なぜ友達いないのか」】
それは
「お金」と「時間」が無かったから。
このどちらも不足していたため、人と会う為に外出することもできませんでした。
子供の頃も。大人になってからも。
子供時代にはお金は必要なかったでしょうが、「自分の時間」を与えてもらえませんでした。
大人になってからはやはり、そのどちらも手に入れられませんでした。
それがどうしてだったのか。
今回はそんなお話。
【で、ひとりぼっち】
独身の中年男。
まずはそうご理解ください。
更には底辺と呼ばれる階層で這いつくばって生きている男と、加えてもいただきましょう。
ここからは正に恥を晒す事になるわけですが。
何故にそんな無意味でかつ、自ら傷つくようなマネをするのか。
それは僕のような人もいるのだと、皆さんに勇気を持っていただきたいから・・・
なんてことでは一切ありません。
(いや、案外そんな側面もあるかな?)
それでもやはり実際のところは、「誰かに聞いてもらいたい」ってだけなのでしょうね。
つまりはこう言うこと。
「寂しい独身中年男の無用な自分語り」
鬱陶しい限りですね。
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【なぜひとりぼっちなのか】
ひとりぼっちの理由 「家庭環境」
父が商売をしいました。
ですがうまくいっていた様子はありません。
とても貧乏な家庭に育ちました。
幼少期から家業の手伝いをさせられます。記憶にあるのは5歳か6歳か。
その頃には既にそうしていました。家業を手伝うなど、当たり前のことですかね。
ですがその為に、なかなか外に遊びに行けません。
中学、高校と進学こそするものの、そこは変わりません。
むしろ、より利用される様になります。
「バイト代を払ってやるから。」
そう言われ、それならばと手伝いを続けました。
もうお気づきと思います。
バイト代が払われる事は、ついにありませんでした。
全く貰えなかったと言えば語弊がありますが。
いつまで経ってもバイト代をもらえないので、どうなっているのかと問えば、とりあえずこれでと2000円ほど渡される。
するとしばらく何もなくなる。その繰り返し。
同級生達は年相応にバイトに明け暮れ、月数万円を手にしていました。
彼らは自身で手に入れたそのお金で、服を買い揃え、仲間と出かけるなどしているようでした。
とにかく僕にはお金がありません。時間もありません。世間が休日なら、僕は家業を手伝う日。
それでも辛抱してやっていたのは、ひとえに家族だっからです。
それともう一つ。
父の会社が立ち行かなくなれば、結果僕自身の生活が危うくなるからです。
そう、逃げるに逃げられなかった。
出掛けようと玄関へ下りると「どこ行くんだ」と怒鳴られる。
「仕事手伝え。何のおかげで食えてると思ってるんだ。」
仕事は常にあるのだから時間があるなら手伝え。バイト代なら年末までにまとめて払ってやるから。
10代も中頃になると、心を閉ざす様になりました。
話しても無駄でしたから。
所詮は養われている身。反抗する術はありません。
言いなりだったつもりはないけれど。
先にも書いた様に、結局最後は自分に降りかかってくるものだと、諦めるようになります。
それでも自分が大人になれば、あるいは状況を好転させるか、本来の自分の居場所を見つけることも可能なのではないか。
そんな希望も失わずにいられたのが、せめてもの救い。
ただこの頃から既に、自分自身の付き合いはみるみるなくなって行きました。
一人で孤立する様になります。
なにせ「友達付き合い」ができないのですから。
たとえ誘いがあったとしても、断らざるを得なくなってきます。
「なんで?」と聞かれます。
その都度事情を説明するのも鬱陶しくなってきます。
周囲と距離を置く様になり、見事な「ひとりぼっち」が仕上がりつつありました。
【なぜひとりぼっちなのか2】
「私自身の性格」と「行動」
生来の引っ込み事案も拍車をかけたことと思います。
そもそもその引っ込み事案も、そんな家庭環境と父との関係性から育まれたものではあったのでしょう。
やりたい事になかなか手をつけられなかった状況も勿論と思いますが。
言われるままとは言え、できることは手伝っていても、それを認められることは遂になかったように思います。
よく頑張ったなどと声を掛けられることも、お疲れさんと当たり前の挨拶を掛けられた記憶もない。
父にとって息子が手伝っているのは当たり前以前の事象だったのでしょうか。
いつしか人を避けて生活するようになりました。
先にも言ったように、約束の「バイト代」もありません。
どうせ誘いにも応える事はできないわけです。
いっそのこと一人でも構わないとなります。
半分はいじけていたのかもしれませんね。
やがて誘われることもなくなり、ハタチ頃には本物の独りぼっちが完成しました。
知恵を絞って付き合いを広げる事も出来たのでしょうか?
当時の僕には閃くことも試してみる事もできませんでした。
そんな気力を削がれていた気がします。
自身の選択の結果と言われてしまえば、それまでかも。
でも。。。当時の環境で「選べた」かなぁ?
甘いか、自分にw
【ひとりぼっちの現在】
そして現在。
「ひとりぼっち中年完全体」として生活する日々を送っております。
幸いにも、趣味に助けられています。
一人で完結できる趣味ばかり。
趣味と呼べるものがあって本当に良かったと思います。
それらがなければとっくに"居なかった"と思いますよ。
どの趣味も中途半端ではありますけれども。
まあ、あれです。
おかげでいまだにその趣味を楽しめているわけですし。
(趣味があったおかげで自分の世界に逃げ込んだ可能性は無視w)
とにもかくにも。
今後の生きざまをどうするのか。
そこの一点。
大きな課題かなと感じてます。
今はそれでいいかもしれないけど、って事です。
【最後に】
友達や知人がいませんからと言って、生きられない事はなさそうです。
この国、この時代に生まれたからこそではあるでしょう。
そこには感謝しかありません。
そしてインターネットです。
これが無ければ相当厳しい。
ネットがなければこんな話さえできないところです。
もちろん、誰の目にも触れない可能性が高いのですけれどもw。
それでも「吐き出せる」場あると無いとではね。雲泥の差です。
ただ「吐き出す」のにも好き勝手言うようではいけないのは、
言うまでもありません。
気を付けないと。
独りぼっちで生きざるを得ない男。
必ずしも「なりたくてなったわけではなかった」のが本音です。
ですが仕方ありません。
振り出しに戻ってリスタートするには歳をとり過ぎた。
それでも、こんな現状でも夢はあるもんです。
残り時間は確実に減っています。
その中でどれだけ実現できるのか。
自信の無い事ばかりですが。
それでもまだ「やりたい事」があることにホッとしています。
さすがに一人きりで「墓場まで歩いていく」のは寂しすぎる。
気勢をはっていられるのはきっと元気なうちだけです。
間違いありません。
「自分は必要ない」「いついなくなってもいい」
そんな事言いがちです。寂しさの裏返しです。
それも本当に死ぬのはまだ先の事とタカをくくっているからに違いありません。
断言します。
まだ先のことなら。
今日、明日。どうしましょうかね?
絶望失望などしょっちゅうです。
それでも今日、明日どうします?
楽しめる事探しましょう。
一人で良かったことが一つだけあります。
全ての時間を自分だけの為に使えます。
これをアドバンテージにして、なにかやってやりましょう。
悪い事がだめだよ。
自分が楽しむ為に、何かする。
もし余裕ができちゃったなら。
できるかもでしょ?
そうなったら、仕方ない。他人にも時間をおすそ分けしてやってもいいじゃないw
その時はきっと人生楽しくなってる。
なにが言いたかったかわからなくなりました。
元気であったなら、もったいない、楽しみましょう。
それでは、またね。
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