「とりあえず」は結局「そのまま」になる

【叔父がそう言っていた】

そう言われたのも随分と前。

それなのにずっと印象にのこる言葉。

「とりあえずここに置いとくか。」


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ある物(何だったか思い出せない)を、普段作業している近くの棚に置いた。ちょうど目の高さに、それこそちょうど良いスペースがあったから。

それに他の作業中でもあり正にとりあえずだった。

すると。そう言って「とりあえず」を済ませた僕に叔父が放った一言が「とりあえずはだいたいそのままになんだぁ〜。」

いやいやいや。後でちゃんと置くべきスペースを確保してですね。しかるべき時にしかるべき場所へ設置しなおすって。大体このままじゃ後々使いづらくなるにきま・・・

・・・見事にそのまま使用してたっけ。

【叔父の言う通り】

随分と昔の事なのに未だに思い出す。

きっと「とりあえず」やっている事が多いから。

なにをするにも頭のどこかで「とりあえずこれでいいや」と、おざなりのなおざりで済ませてしまっているわけです。

いつか自分で立てた予定通りに「ちゃんとしよう」と思いながら。

中途半端のものが部屋にも人生にも、澱(おり)のように漂っています。

スッキリさせないと!

【思いついた時にやってしまう】

もうこれしかない。対策はこれしか思いつきません。

「三日以内に出来ないことは永遠に出来ない」

すなわち72時間。「72時間ルール」や「72時間の法則」と呼ばれていますね。

僕も最近知ったのですけど。

そしてもう一度。もうこれしか対策はありませんよね。

すぐやる!いますぐやってしまう!!

 

思いついたところで今すぐには出来ないことも当然あります。

その時は仕方ない、メモしておきましょう。

仕方なくです。

メモを定期的に、どころか毎日見直すくらいでないと駄目です。

僕駄目な例。メモ溜まってしまって困っています。

何故困っているのか。

溜まったメモを眺めていると、似たようなことやまんま同じことが何度もメモに登場してきます。

最初にメモした時に片付けていればとっくに終わっていた案件です。

いつまで経っても前に進まないわけです。

ずっとひとつところに留まったまま。

多少雑でも、実行に移しながら前進する人にどんどん差をつけられるわけですね。

ダメダこりゃ。

【だから「とりあえず」は卒業】

時代は変わっても。ついでに価値観まで変わっても。

所詮人間のすること。変わらないことも多いのですね。

先人達から言い伝えられる格言やことわざに全てが集約されている。

自分で実行もせず結果も出せていないくせに、いにしえからの教訓も自弁には当てはまらないなんてありえません。

若い頃はそんな驕りもあったかも?

とにかく実行あるのみ。

とりあえずで放置せずに、思いついたら即実行。

雑でもなんでもいいからやる。

今やらなきゃ、明日も、来週も、来月もやってないから。

だから。

 

たった今やれ!!

先人達はこうも言います。
「成せばなる。成さねばならぬ何事も。」だそうです。

さて。信じてみるかな。


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