【本】「夢をかなえるゾウ/水野敬也」を読み終えたので感想

こんにちよろしく、もいちです。

活字読んでますか?

今回読み終えたのはこちらの本。

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「夢をかなえるゾウ / 水野敬也(けいや)」
飛鳥新社
2011年5月28日 初版

購入したのが2015年。読み終えたのは・・・翌年の2016年!!!

1年かけて読みました、ではなくて。

とりあえず購入のそのまま放置があまりに多いのです。

よくネットでは「積読」なんて見かけますがまさにそれ。

読み途中の本があっても、書店で気になるとその場で買ってしまう。

でも特別なことではなさそうですね。

多かれ少なかれ、たいていの読書家さんも似たようなものだと察しますがいかがですか?

なんちゃって。

読前印象

あまりにも「ベストセラー」すぎた為、今更かなと思い手に取ることもなかったのですが。

そもそも本に今更もクソもあるはずもなく、まして自己啓発本なら尚更のことです。

興味関心に素直に従う事にしました。

ドラマやアニメになっていましたよね。それがそれまで手に取らなかった遠因のようで。

もういいか、と。

いいも悪いも、僕自身は未体験なのだったと気がついたから買ったようなところです。アニメもドラマも見ていませんでしたし。

おはなし

象の姿で神を自称し、関西弁を駆使するガネーシャ。

平凡な日々を過ごす一人暮らしのサラリーマン。

ガネーシャが師匠(メンター)となって、主人公のサラリーマン(読者)を導くストーリー。

漫才のようなやりとりの中で、ガネーシャは主人公に対し、為になるのかならないのかわからない教訓を言って聞かせます。

主人公はいつも半信半疑ながらその指導を実践していきます。

平々凡々な毎日にどこか消化不良気味の主人公。

そんな彼に変化は訪れるのでしょうか。

読後感想

面白かったです。

意外にも楽しめました。

指南役のガネーシャが、あまりにも「そのまんま」の印象だったのでね。

ふざけているようだけど本当はえらい人。

その人が無茶ぶり(いや、それほど無茶でもない課題ばかり)するものの、従っていくといつのまにやらゴールに近づいていた、ってことでしょ?

そんな風に読み始めて、事実そんな風であって、なのにそこそこ楽しく読めたというね。

ベストセラーの所以でしょうか。

任期があったり話題になったと言う事は、理由があるのですね!

当たり前すぎてゴメンナサイ。

もいち評価=☆☆☆☆ 4

印象に残ったガネーシャ(メンター)の指導

風水などと似ていると感じたのが、
実践しろと言われる一つ一つのことは、
決して難しいものではない点です。

「靴を磨く」

「食事を腹八分におさえる」

「人が欲しがっているものを先取りする」

「トイレを掃除する」

「自由な時間は自分が成功するために使う一番大事な時間」

「毎朝、全身鏡を見て身なりを整える」

「成功の法則に合わせて自分を変えなければならない。だから全ての責任は自分にあるのだし変えられるのは自分だけなのだ」

「運が良いと口に出して言う」

ね?やってやれないこも無いような事ばかりでしょ?

これらで何が変わるというのか。

主人公も読者もきっとそう思わされながら、物語は進むのです。


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まとめ

ガネーシャが出す一つ一つの課題が決して難しいものではなく、
明日から、あるいは今日からでも実践できそうなことばかり。

なので、読んでお終いではなくちょっとやってみようかなという気になりました。

実際に行動してこそなのです。

人生を豊かなものにする為にできることとはなんでしょうね。

いきなり大それた事など出来ません。

まして早急(さっきゅう)に結果を求めても叶うものではないでしょう。

たとえ小さくても、これまでと違う事を毎日実行すれば、
半月後。三か月後。半年後。一年後。

大きな変化(成果)として現れるかもしれません。

その変化を手に入れるための最初の、本当に最初の小さな一歩目が、
ガネーシャの言う、
その根拠もわからないような些細な行動なのかもしれません。

大したことはありません。

だからこそやってみる価値はありそうですよ?

面倒ならいつでもやめられますから。

でも愚直につづけてみたなら・・・?

それではまた次の読書後に・・・

今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。
んじゃ、またね。
もいちでした。

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